黒い
くろい
形容詞頻度ランク #4064 · 青空 16764 例
標準
black
文例 · 用例
そのマストは黒い、それも煤煙のやうに黒い、――黒い、黒い、黒い……それこそはあの有名な旅順閉塞隊が、沈めた船のマストなのである。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
空には、晴れた空の一部分に黒い濃い雲形定規のやうな雲があつて、一寸欠け初めたばかりの月が、みえたり隠くれたり、可なり威勢よく渡れ亙つてゆくのが見られた。
— 中原中也 『古本屋』 青空文庫
ふと私は友の背後に立つ二つの黒い投影を見て驚いた。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
歩いてゐる人たちも、一樣に皆黒いトンビを着て、田舍者の煤ぼけた樣子をして居る。
— 萩原朔太郎 『悲しい新宿』 青空文庫
蒼黒い両頬が桃の実のようにむっつりふくれた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
馬場の蒼黒い顔には弱い西日がぽっと明るくさしていて、夕靄がもやもや烟ってふたりのからだのまわりを包み、なんだかおかしな、狐狸のにおいのする風景であった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
太宰は瞬間まったくの小児のような泣きべそを掻いたが、すぐ、どす黒い唇を引きしめて、傲然と頭をもたげた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
道路に落ちる家々の軒の日影が、くつきり黒い。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
作例 · 標準
彼女が着ていたドレスは、夜空のように深く黒い色だった。
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この部屋はカーテンを閉めると、何も見えないくらい黒い。
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彼の瞳は、吸い込まれるように黒い輝きを放っていた。
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標準
dark
作例 · 標準
洞窟の奥は光が届かず、ひどく黒い闇に包まれていた。
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夜が更け、街の明かりが消えると、あたりは真っ黒い静寂に包まれた。
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黒い雲が空を覆い、今にも雨が降り出しそうだ。
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標準
suspicious
作例 · 標準
彼の言うことはどこか黒い部分があり、全面的には信用できない。
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あの会社の経営陣には、何か黒い噂が絶えない。
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彼の過去には、誰にも話せない黒い秘密があるらしい。
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標準
darkened and dirty
作例 · 標準
長年放置された廃屋の壁は、カビで黒い斑点が広がっていた。
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工場の煙突から出る煤で、近くの建物の屋根は黒い埃に覆われていた。
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古い写真を見ると、子供の頃遊んでいた公園の遊具が泥で黒いことが多かった。
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標準
evil
作例 · 標準
その国の指導者は、黒い野望を抱き、国民を不幸に陥れた。
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彼は黒い心を隠し持ち、表面上は親切に振る舞っていた。
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ゲームのラスボスは、まさに黒い力を操る存在だった。
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標準
inauspicious
作例 · 標準
不吉な予感しかしない黒い知らせが届き、彼女は顔色を変えた。
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あのカラスの群れが空を飛ぶのは、何か黒いことが起こる前触れだと昔から言われている。
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黒い数字ばかりが並ぶ帳簿を見て、社長はため息をついた。
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