開拓者
かいたくしゃ
名詞
標準
pioneer
文例 · 用例
少女の何人かを逸早く米国に送ってそれを北海道の開拓者の内助者たらしめようとしたこともある。
— 有島武郎 『北海道に就いての印象』 青空文庫
ふんと笑って、満洲なら、クラスの相馬君も、それから辰ちゃんだって行くと言ってた、満洲なんて、あんなヘナチョコどもが行くのにちょうどよい所だ、神秘性が無いじゃないか、僕はなんでもチベットへ行くのだ、日本で最初の開拓者になるのだ、羊を一万頭も飼って、それから、などと幼い空想をとりとめもなく言い続ける。
— 太宰治 『花火』 青空文庫
カリフォルニアの開拓者だったから、面白い話には事欠かなかった。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
何事にも率先して立派なお手本を見せてくれた開拓者ではあったが、決して大成した作家ではなかった。
— 内田魯庵 『鴎外博士の追憶』 青空文庫
明治の文学の最も偉大なる開拓者だといえばそれで済む。
— ――坪内逍遥―― 『明治の文学の開拓者』 青空文庫
福地桜痴、末松謙澄などという人も創業時代の開拓者であるが、これらは鍬を入れてホジクリ返しただけで、真に力作して人跡未踏の処女地を立派な沃野長田たらしめたのは坪内君である。
— ――坪内逍遥―― 『明治の文学の開拓者』 青空文庫
「新思想の開拓者が、遭遇するのは、嘲笑と非難のほかの何物でもない。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
しかもこれらの新原理の開拓者等はその余りに自然哲学的な考えのために厳しい攻撃をさえ受けなければならなかったのである。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫