相舞
あいまい
名詞頻度ランク #7757 · 青空 0 例
標準
dancing together in unison (in noh, kyogen, etc.)
文例 · 用例
落葉もかくぞ相舞に散りはゆけども、分ちぬ、風は追わけに。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
ぽつぽつと仮面を被った、相舞いや、グループの舞いが演じられだした。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
此は、刀を持たせる前に、相舞よりも、寧、立合とも言ふべき、同じとりものを持つて対立的に舞ふ風があつたのであらう。
— ――第四回郷土舞踊と民謡の会・批判―― 『感謝すべき新東京年中行事』 青空文庫
二の替りは、「白縫物語」の犬千代の作り阿呆、「二人道成寺」の白拍子を勤めたと言ふから、栄三郎の花子、彼は桜子といふ役割りの相舞であつたらう。
— 折口信夫 『市村羽左衛門論』 青空文庫
「二人静」は両ジテともいはれる能で、シテとツレと相舞をするので、シテに劣らぬほどのツレを得なければ舞へない。
— 野上豊一郎 『演出』 青空文庫
かうして、神と精霊と言ふ関係から神と巫女と言つた関係にあつた邑落の男女が、本来の意義を忘却して、唯春の祭りに於ける感染の呪術と言つた考へから、更に幾分の遊戯分子を容れて、娯しい「かけあひ」の歌、相舞ひのをどりに、容色の美しさ、頓作の才を求められる様になるのである。
— 折口信夫 『「しゞま」から「ことゝひ」へ』 青空文庫
アンチテエゼの成立が、その成立の見透しが、甚だややこしく、あいまいになって来て、自己のかねて隠し持ったる唯物論的弁証法の切れ味も、なんだか心細くなり、狼狽して右往左往している一群の知識人のためにも、この全体主義哲学は、その世界観、その認識論を、ためらわず活溌に展開させなければなるまい。
— 太宰治 『多頭蛇哲学』 青空文庫
本当にもうこのごろは、お互い腹のさぐり合いで、十年来の友人でも、あいまいな事をちょっとだけ書いて寄こして、あなたみたいに、長い手紙を書いてはくれません。
— 太宰治 『返事』 青空文庫
作例 · 標準
今度の能の舞台では、師匠と一緒に相舞を披露することになりました。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
二人の演者が息をぴったりと合わせて舞う相舞は、観客を魅了した。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
狂言の稽古で、タイミングを合わせるのが難しい相舞の練習を何度も繰り返した。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview