フライパン
フライパン異読 フライ・パン
名詞頻度ランク #16080 · 青空 76 例
標準
fry pan
文例 · 用例
だれにでもいちばんに邪魔になるのはあのささらでこするような、またフライパンのたぎるような雑音である。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
あたしには、おなべも、フライパンもないのよ」「なあに、ちゃんと持ってますだ」と、のろまのハンスが言いました。
— ――むかしばなしの再話―― 『のろまのハンス』 青空文庫
病友はまたずっと溯った幼時の思い出を懐しもうとするのか、フライパンで文字焼を焼かせたり、炮烙で焼芋を作らせたりした。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
ま夜中のころ、宿屋のまどを、中からおしあけて、こうもりのように、ひらりととびおりた人かげを、銀のフライパンのようなお月さんは、高いところから見たのでありました。
— 新美南吉 『名なし指物語』 青空文庫
当今僕はまた東京に移つてアパートに住んで居り、酒などを飲むので一向菓子は喰ひたくなかつたが、斯うして夜更まで机に向つてゐる折など、フライパンひとつで仲々巧みに細君がつくるヘースティ・プディングやライス・ワツフルは至極便利であり、隣室の人になどもその製法を教へてやるのであつた。
— 牧野信一 『ライス・ワッフルの友』 青空文庫
『これは失敗た、フライパンを、火にかけたまま来てしまつたぞ。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
フライパンや紅茶沸かしは云うまでもない。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
生まれたばかりの嬰児の四肢をもぎとって煮え立つフライパンの中へ投げこむほど惨忍にもなります。
— ――ある女の日記―― 『オパール色の手紙』 青空文庫
作例 · 標準
新しいテフロン加工のフライパンを買ったら、ほとんど油を引かなくても目玉焼きが全くくっつかなくなった。
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中華料理の達人は、重い鉄のフライパンを軽々と揺すりながら、手際よくパラパラのチャーハンを炒めていく。
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パスタのソースを具材と和えるときは、煽りやすいように深めのフライパンを使うと便利です。
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ウィキペディア
フライパン は、主に焼く・炒めるなどの調理法で用いる調理器具であり、片手鍋(クッキングパン)の一種。ある程度の深さがあれば、水やスープを入れて加熱し、煮物・茹で物料理にも使える。漢字表記では「揚焼鍋」とも。
出典: フライパン — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0