橋脚
きょうきゃく
名詞
標準
bridge pier
文例 · 用例
橋脚と橋礎をすつかり取り外さなければなんにもならん。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
両岸の橋の附け根――即ち橋礎は、堅固に煉瓦を積み上げた本格的の工事で、巾四米、長さ二十米、木造の橋ではあるが、橋脚の丸太は直径一尺に近いものと思はれ、一枚一枚の橋桁を動かすのに、二人ではむづかしいやうな代物である。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
満洲の重要な橋梁の東|橋脚から西橋脚の方へ向け、この赤外線を通し、西の方に光電管をとりつけ、光電管から出る電気で電鈴の鳴る仕掛けを圧えておく。
— 海野十三 『赤外線男』 青空文庫
若し匪賊が出て、この橋脚に近づき、赤外線を遮ると、直ちに光電管の電気が停るから、電鈴を圧えていた力は抜け、電鈴はけたたましく匪賊|襲来を鳴り告げる。
— 海野十三 『赤外線男』 青空文庫
十五、永代橋とその橋脚 石井鶴三のところへ近ごろある本屋さんが、草稿のまゝの「東京名所」ともいふべき、四十七枚とぢの木版下絵を届けたが、目出度く鶴三の書庫に納つて、いまぼくが、これを借覧してゐる。
— 木村荘八 『東京の風俗』 青空文庫
その地味で、パツとしないだけに、また、質実は、この「はんした」本の(われわれにはかへつてその方が有難い)特徴となるもので、ぼくはその永代橋図を見てゐるうちに、その橋クイ橋脚に関する示唆の、「東京の風俗」にかけて、小さからぬものゝあることを感じた。
— 木村荘八 『東京の風俗』 青空文庫
永代橋は川筋の潮入りを直接控へた水瀬の難かしいところと聞くが、橋クイの下には、欄間の出入りをやくして、橋脚の防備に、別のみをのやうなものが上下一本づつ打込んである。
— 木村荘八 『東京の風俗』 青空文庫
昔の永代橋の人も同じ橋脚と、水瀬の関係をにらみ合はせて、さぞやこれに一番苦心したらうと、想察に難くない。
— 木村荘八 『東京の風俗』 青空文庫
作例 · 標準
橋脚は、橋桁の重さをしっかりと支える重要な構造物です。
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河川の改修工事のため、一部の橋脚が一時的に撤去された。
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「あの橋の橋脚、かなり老朽化してるみたいだね。」
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大地震にも耐えられるよう、橋脚には強固な設計が施されている。
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