特級
とっきゅう
名詞
標準
high grade
文例 · 用例
良心があるんだかないんだか、紳士的なんだか、超特級の泥棒根性なんだか……無賃乗車で行って用を足して引返して来て、乗らない顔をしているみたいなもので、ややこしい心理状態もあればあるものですね。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
事実、頭山翁を平凡人なりと断定されて腹を立てる取巻きの非凡人諸君の中には、頭山翁が超特級の非凡人でなければ差支える連中が多いようである。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
ただ私がその龍代の超特級な我儘と、A記者の不思議なほど熱心な仲介に依りまして、谷山家の養子に納まる事になりますと、何よりも先に驚かされた事実が三つありました事を、念のため申上げておきましょう。
— 夢野久作 『キチガイ地獄』 青空文庫
由来海上の仕事には神秘とか、秘密とかいう奴が、滅法矢鱈に多いものだが、その中でもこの爆弾漁業という奴は、超特級のスゴモノなんだ。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
皆から冷かされるのを真に受けてイヨイヨ芝居熱を上げるという超特級の難物である。
— 夢野久作 『芝居狂冒険』 青空文庫
木下良三、まず一杯、特級酒、次に一杯、杉幸、次に一杯。
— 豊島与志雄 『憑きもの』 青空文庫
しかし思えば思うほど残念でたまらないのは、オレにもいくらかくれねえかなアとノドから手と声が一しょに出かかったのが何度もあったにも拘らず、奴めの妙に純粋らしい超特級の友情の手前、それがどうしても云えなかった一事でした。
— 坂口安吾 『裏切り』 青空文庫
古橋は長距離王国の日本に於ても超特級品であるが、マーシャルは、日本独壇場の千五百で、はじめて日本の王座をおびやかす欧米の超特級品。
— 世界新記録病 『安吾巷談』 青空文庫
作例 · 標準
このワインは特級に格付けされている。
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彼は剣道で特級の腕前を持つ。
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この茶叶は特級品なので、贈答用にも最適だ。
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