宮門
きゅうもん
名詞
標準
gate of a palace
文例 · 用例
「ここはどこだね」「霊虚殿でございます」「大王はどこにいらるる」「今、元珠閣で、太陽道士と火経を講じておりますから、すぐお出ましになります」 紫の袍を著た貴人が侍臣に取り巻かれて宮門の方から出てきた。
— 田中貢太郎 『柳毅伝』 青空文庫
後インドではトッケとてわが邦の蜥蜴に名が似て、カメレオンごとく能く変色する蜥蜴、もと帝釈の宮門を守ったと伝う(ロウ氏の説、一八五〇年刊『印度群島および東亜細亜雑誌』四巻二〇三頁)。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
また支那でヤモリを守宮というは、件の『回教伝説』にヤモリ帝釈宮門を守るというに符合する。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
西八條より還御せられたる中宮の御輿、今しも宮門を入りしを見、最と本意なげに跡見送りて門前に佇立みける。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
今は王子|権現の辺、西新井の大師、川崎大師、雑司ヶ谷等にもあり、亀戸天満宮門前に二軒ほど製作せし家ありしが、震災後これもありやなしや不知。
— 淡島寒月 『江戸の玩具』 青空文庫
其だけに、此宮門正北の不開門も、昔は時を定めて稀に開く事があつた事と思はれる。
— ――序説として―― 『唱導文学』 青空文庫
宮門においてする警蹕なのである。
— ――序説として―― 『唱導文学』 青空文庫
而も物部の表面に現はれた一番大切な為事は、宮門を守ることであつた。
— ――その基礎論―― 『日本文学の発生』 青空文庫
作例 · 標準
夜明けとともに宮門が開かれ、中からは色鮮やかな装束に身を包んだ官人たちが現れた。
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かつて戦火で焼失したという立派な宮門が、数百年ぶりに再建されることになった。
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観光客たちは、重厚な装飾が施された宮門の前で足を止め、盛んにシャッターを切っている。
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