糾問
きゅうもん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
inquiry
文例 · 用例
ところへ潮加減を量って法印玄以、施薬院全宗、宮部善祥坊、福原直高、浅野長政諸人が関白の命を含んで糾問に遣って来た。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
この糾問の条文によると、この一札を入れない限り勘弁まかりならぬといふ決意の程がうかがはれ「斯様の誑りにあひ日本に渡り候四人の伴天連同宿共第一のたわけ者、異国にても人に勝れたるたわけ者ゆゑ、此の如くに候儀は日本国御名誉誰か是を論ぜんや。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
その四 イノチの日 翌日白石は本丸へ伺候して、すでに審問三回に及び、欧羅巴の地理歴史文化風俗国情等一通りは訊きたゞし、又シローテの言葉を聞き違へるといふ恐れがなくなつたから、この上は愈彼の来由を糾問したい意向であると言上。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
とはいへ、この糾問の座に於て、如何に声を大にしてキリシトの教を説いてみても、国禁を解きうる見込みはすでに微塵もなかつたのである。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
この糾問のゝち、白石は羅馬人処置の献議として、第一に、彼を本国へ返さるゝは上策。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
上皇は事の次第を糾問しようとしたが、太后が口をそへて、あの実直な諸兄にそのやうなことがあり得る筈はありませぬ、と諫めたので、上皇も追求しなかつた。
— 坂口安吾 『道鏡』 青空文庫
伯爵のお屋敷へ乗り入れた時には、アルカーシャを乗せた橇はもう影も形も見えず、わたしは早速いつもの席へ坐らされて、たてつづけの糾問ぜめでした。
— TUPEJNYJ HUDOZHNIK 『かもじの美術家』 青空文庫
」「資朝卿と俊基卿とが、先年諸国を巡られて、そいつらと逢い口説いたからじゃそうな」「そいつらに次々に旗あげされたら、なるほど武家方は困るであろうよ」「手がつけられないということじゃ」「資朝卿や俊基卿をとらえ、糾問したらよかろうに」「それが出来ないということじゃ。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
作例 · 標準
不祥事を起こした役員たちは、特別委員会による厳しい糾問の場に引き出された。
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「何のためにあんなことをしたんだ!」と、父親の糾問に息子は黙り込むしかなかった。
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密室で行われたという不当な糾問の実態を、弁護団が次々と明らかにしていった。
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歴史の授業で、中世の苛烈な糾問手続きがどのように近代的な裁判へと変化したかを学ぶ。
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