葉先
はさき
名詞
標準
leaf apex
文例 · 用例
片頬に触れた柳の葉先を、お品はその艶やかに黒い前歯で銜えて、扱くようにして引断った。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
馬ならずとも、牛ならずとも噛みしめて見たいやうな寢よげな若草が叢がつて尖つた葉先きを空の方へ擡げる。
— 有島武郎 『春』 青空文庫
片頬に觸れた柳の葉先を、お品は其艶やかに黒い前齒で銜へて、扱くやうにして引斷つた。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
人力車――腕車が、此の※に車と成つた、字は紅葉先生の創意であると思ふ。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
何と、此の糠河豚を、紅葉先生に土産に呈した男がある。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
まだ其は勝手だが、斯の如き量見で、紅葉先生の人格を品評し、意圖を忖度して憚らないのは僭越である。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
」と、言つて、紅葉先生はその額が御贔屓だつた。
— 泉鏡太郎 『春着』 青空文庫
紅葉先生の辭句を修正したものは、恐らく文壇に於て私一人であらう。
— 泉鏡太郎 『春着』 青空文庫