振り分け
ふりわけ
名詞頻度ランク #20830 · 青空 31 例
標準
divide
文例 · 用例
それらの山の裾へひろがるところの、違い棚のように段を作っている水田からは、稲の青葉を振り分けて、田から田へと落ちる水が、折からの旱天にも滅げず、満々たる豊かさをひびかせて、富士の裾野のいかにも水々しい若さを鮮やかに印象している。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
いや、御無礼」 列車は、食堂車を中に挟んで、二等と三等とに振り分けられていた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
朱漆で塗った地に黒漆でからすの絵を描いたその下に烏丸枇杷葉湯と書いた一対の細長い箱を振り分けに肩にかついで「ホンケー、カラスマル、ビワヨーオートー」と終わりの「ヨートー」を長く清らかに引いて、呼び歩いていたようにも思うし、また木陰などに荷をおろして往来の人に呼びかけていたようにも思う。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
その頃の羅宇屋は今のようにピーピー汽笛を鳴らして引いて来るのではなくて、天秤棒で振り分けに商売道具をかついで来るのであったが、どんな道具があったかはっきりした記憶がない。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
巴里名料理店の一つ「蝸牛」の軒にはつくりものの大蝸牛がほこりにまみれて二疋、左右へ角を振り分けている。
— 岡本かの子 『食魔に贈る』 青空文庫
暗褐色の髪を振り分けに編んだ小さなギリシャ型の頭や、情熱の泉のような菫色をした瞳、それに薔薇の葩の如き唇、ドリアンは泪のために娘の顔が見分け難くなる程感動した。
— The Portrate of Dorian Gray 『絵姿』 青空文庫
その上職業とか勉強とかに振り分ける余力はない。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
ただしこれまでは一台のコンピューターの上に集中して管理されていた仕事を、個別のワークステーションに振り分けることになる。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
作例 · 標準
メールソフトの機能で、受信したメールを送信者ごとにフォルダへ自動で振り分けできる。
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年末の忙しい時期、郵便局員は大量の年賀状を地域ごとに振り分ける作業に追われる。
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この会議の目的は、各部署へのタスクの振り分けを最終決定することです。
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標準
carrying two bundles tied together over one's shoulder
作例 · 標準
昔の旅人は、荷物を振り分けにして肩に担ぎ、長い道のりを歩いた。
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彼は収穫した大根を風呂敷で包み、振り分けにして軽々と担ぎ上げた。
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その絵には、振り分けの荷を担いで峠を越える商人の姿が描かれていた。
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標準
hair parted in the middle
作例 · 標準
彼女は長い黒髪を真ん中からきれいに分けた、振り分けの髪型がよく似合っていた。
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明治時代の女学生の間では、ハイカラな振り分けの髪型が流行した。
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そのお人形は、おかっぱ頭を振り分けにした、素朴で可愛らしい顔立ちをしていた。
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