撓
しおり
名詞頻度ランク #26927 · 青空 81 例
標準
interpenetration of spirit between the poet and nature in a haiku
文例 · 用例
開化の段階の低いことが、一朝一夕にして高まることはなく、多くの個人の不撓の努力を要することは勿論でありますが、何れにしろ事態打開の先づ第一歩は、「若い身空でイヤな病気」と感ずる前に、「病気の軽重と処分の軽重」が判明に頭なり良心なりに来ること、それに違ひはないと思ふのであります。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
思惟の手段、即ち言語――それの不撓性、非同時性等々に由来するのである)。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
何しろ、ポムプへ引いてある動力線の電柱が、草見たいに撓む程、風が雪と混って吹いた。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
宇宙に関する吾等の知識を増すだけの目的でこんな面倒な仕事を撓まずに続けている学者の熱心を多とすべきものではあるまいか。
— 寺田寅彦 『天河と星の数』 青空文庫
それに腹の皮を引攣られ翁はいつも胸から上をえび蔓のように撓めて歩いた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
山一つさえその通り――「まだそのときのわたくしは、きしゃな細火を背骨にし、べよべよ撓るほどの溶岩を一重の肋骨として周りに持ち、島山の中央の断れ目から島地の上へ平たく膨れ上っただけの山でした」 世の中は、ただうとうとと、あま葛の甘さに感じられた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
とにかく「青空」は昨年の七月同人の多くが卒業論文で忙しくなり編輯をやめるまで月々撓みなく發行されてゐた。
— 梶井基次郎 『『青空』のことなど』 青空文庫
我々の時代には、かかる不屈不撓、かかるはげしい熱狂を抱いてゐる藝術家は僅かしか居りません。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『或女友達への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
蕉風俳句における「しおり」は、作者の心が自然と一体となる境地を示す。
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彼の俳句からは、自然への深い洞察と、しおりの精神が感じられる。
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専門家は、この句には見事なしおりが表現されていると評価した。
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