膨れる
ふくれる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to swell (out)
文例 · 用例
君は見違えるほど体など肥って来たようだがね」 事実、柚木はもとよりいい体格の青年が、ふーっと膨れるように脂肪がついて、坊ちゃんらしくなり、茶色の瞳の眼の上瞼の腫れ具合や、顎が二重に括れて来たところに艶めいたいろさえつけていた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
君は見違えるほど体など肥って来たようだがね」 事実、柚木はもとよりいい体格の青年が、ふーと膨れるように脂肪がついて、坊ちゃんらしくなり、茶色の瞳の眼の上瞼の腫れ具合や、顎が二重に括れて来たところに艶めいたいろさえつけていた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
差当り、出家の物語について、何んの思慮もなく、批評も出来ず、感想も陳べられなかったので、言われた事、話されただけを、不残鵜呑みにして、天窓から詰込んで、胸が膨れるまでになったから、独り静に歩行きながら、消化して胃の腑に落ちつけようと思ったから。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
」「おい/\、何を其樣なに膨れるんだ。
— 三島霜川 『青い顏』 青空文庫
きりつめ主義を實行しやうとすると、お房の頬が膨れる。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
そして滋養を与えるために白身の軽い肴を煮ていると、復一は男ながら母性の慈しみに痩せた身体もいっぱいに膨れる気がするのであった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
さうして腹の膨れるといふことは、中學時代に友人と競走で薯汁飯を食つた時にもあつたことである。
— 石川啄木 『郁雨に與ふ』 青空文庫
さうして腹の膨れるといふことは、小さい時友人と競爭で薯汁飯を食つた時にもあつたことであつた。
— 石川啄木 『第十八號室より』 青空文庫
作例 · 標準
雨で地面が膨れている。
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パン生地が酵母の力でよく膨れた。
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熱帯魚がお腹を膨れて泳いでいた。
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標準
to get cross
作例 · 標準
彼女は些細なことで膨れてしまった。
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「もう知らない!」と、彼は膨れて席を立った。
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意見が合わずに、二人はしばらく膨れていた。
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