余話
よわ
名詞
標準
anecdote
文例 · 用例
余話 大正九年八月某日、土佐を漫遊していた桂月翁と私は、戸波の青年に招かれて須崎と云う海岸町から戸波の家俊へ往った。
— 田中貢太郎 『不動像の行方』 青空文庫
初て梅暦を又借をして読んだ頃から後、漢学者の友達が出来て、剪燈余話を読む。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
△おや/\こんなことを余話に書くんではなかつたものを、とんだところを皆さんにしやべつてしまつた。
— 牧野信一 『〔編輯余話〕』 青空文庫
しかしてこういう説話をわれわれの祖先のあるいは祖先と他民族との間に起こった奪略結婚の遺風余話の名ごりその他とみるもよろしい。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
★東北大学の大泉充郎らがどのような経緯で電子計算機の開発を目指し、渡部和らがいかに悪戦苦闘を続けたかは、東北大学側を情報源とした、八甫谷邦明「SENAC開発余話」(『コンピュートピア』一九七五年八月号)に詳しい。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
三月十三日(土曜) 唯研にて七時より「今日の文学の有様」二時間余話す。
— 一九三七年(昭和十二年) 『日記』 青空文庫
「当時、洋学者流の心事を形容すれば、あたかも自分に綴りたる筋書を芝居に演じて、その芝居を見物するに異ならず、もとより役者と作者と直接の打ち合せもなければ、双方とも隔靴の憾みはあるべきなれども、大体の筋に不平を見たることなし」(『福翁百余話』)。
— 服部之総 『福沢諭吉』 青空文庫
南の竹川旅館へ寄り、おかみさんと一時間余話した。
— 昭和十二年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
作例 · 標準
彼の講演の本筋も面白かったが、合間に語られた余話が特に印象に残った。
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歴史の教科書には載らないような、武将たちの知られざる余話を集めている。
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「ところで、これにはちょっとした余話がありましてね」と彼は微笑んだ。
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