筋立て
すじだて
表現
標準
plot (of a story)
文例 · 用例
かねて條野採菊翁と私の三人合作で書いてみようと云っていた「金鯱」というものがあるので、鬼太郎君は其の筋立てをすぐに話すと、井上氏はそれを書いて見せてくれと云った。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
黙阿弥作の「人間万事金世中」は、リットン原作の筋立てを福地桜痴居士から教えられたのであるという。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
しかしそれは単にその筋立てを教えただけの事で、桜痴居士自身が筆を入れたわけではない。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
また一方には一座の者もだんだん舞台馴れて来たので、自然に芝居らしい筋立てのものを脚色して上演するという風にもなって、ここにともかくも今日の新派なるものの源泉を作ったのである。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
裲襠すがたの優しい女が懐ろ紙を門にあてて押すというところに、こういう狂言の興味は含まれているものを、写実の女武者にいでたって現われては、元来不自然の筋立てに対していよいよ不自然を感ぜしめるばかりで、一向に詰まらないものになって仕舞うのである。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
狂言の筋立ては大方こんなことでしょう。
— 歩兵の髪切り 『半七捕物帳』 青空文庫
うわべは柔らかでも肚のよくない大吉、これが次右衛門親子と共謀して、ひと芝居打つことになったんです」「その芝居の筋立ては……」「芝居の筋立ては、関口屋のひとり娘を殺してしまって、従妹同士のお由をその相続人に直そうという策略です。
— かむろ蛇 『半七捕物帳』 青空文庫
理髮店に歸ると、源助は黒い額に青筋立てて、長火鉢の彼方に怒鳴つてゐた。
— 石川啄木 『天鵞絨』 青空文庫
作例 · 標準
このミステリー小説は筋立てが巧妙で、最後まで犯人が分からなかった。
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演説の筋立てを最初から練り直し、より聴衆に訴えかける内容にした。
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二つの時間軸が交差する複雑な筋立ての物語を、一気に読み終えた。
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