心待ち
こころまち
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #21997 · 青空 312 例
標準
anticipation
文例 · 用例
自分だけ早くから寝てもなかなか寝付かれないので、もう帰るかもう帰るかと心待ちにしていると自然と表通りを去来する人力車の音が気になる。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
心待ちに待っているに違いない。
— 断片 『小さき良心』 青空文庫
近所の者は分けて呉れることゝ心待ちに待っていたが、四五日しても挨拶がない。
— 黒島傳治 『外米と農民』 青空文庫
その続きを彼は心待ちに寝ていた。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
新井白石は、シロオテとの会見を心待ちにしていた。
— 太宰治 『地球図』 青空文庫
」 以前に、こういう段階があるものだから、今もわたくしは、雛妓が氷水でも飲み終えたら、何か身の上ばなしか相談でも切り出すのかと、心待ちに待っていた。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
その時にも、将軍家に於いては既に御許容相成らずと決裁がすんでゐるのに、その御決裁を和田氏一族に申渡す憎まれ役だけはごめんなので、かうして何かとつまらぬ事をくどくどとおつしやつて、そのうち誰か、申渡しの役を引受けてくれるだらうとお心待ちになつて居られたのに違ひございませぬ。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
ダア、ダア……」何か自分の理解の出來る音の響を心待ちに待つてゐたらしい老人は、その詞を聞きつけると顏中を小皺に笑ひ崩して、快活に頷いた。
— 南部修太郎 『霧の夜に』 青空文庫
作例 · 標準
来るべき祭りの日を、村人たちは心待ちにしていた。
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合格発表の日を、受験生たちは固唾を飲んで心待ちにしていた。
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子供たちは、サンタクロースが来るクリスマスを心待ちにしている。
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