直覚
ちょっかく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞名詞-の形容詞
標準
intuition
文例 · 用例
しかし何となく陰気に薄暗くじめじめして、妙に気味の悪い厭な感じがしたので、夫人が直覚的に反対したにもかかわらず、ヘルンは一見して大いに気に入り、『面白いの家』『面白いの家』と、子供のように嬉しがって、是非それを買おうと言った。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
ながく躊躇をすればするほどこれはいよいよ薄気味わるいことになりそうだな、とそう直覚したので、私は自分にもなんのことやら意味の分らぬ微笑を無理して浮べながら、その男の坐っている縁台の端に腰をおろした。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
直覚と、行為とが世界を新しくする。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
男は、さうした女の気持ちの反映を直ぐに直覚しました、と同時に三年前の自分の記憶に残つて居た女とは似もつかぬ、やつれて老いた女の俤を一目見て、あらゆる歓喜と期待の心が打ち破られました。
— 岡本かの子 『恋愛といふもの』 青空文庫
元来私は、磁石の方角を直覚する感官機能に、何かの著るしい欠陥をもった人間である。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
詩人の直覚する超常識の宇宙だけが、真のメタフィジックの実在なのだ。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
こんなのが女の直覚とかいうものでございましょう。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
妾は朦朧とした意志に危険を直覚して、ふと佐野を見ると血の附いた刀を持って茫然と突立っていました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
作例 · 標準
論理的な思考を積み重ねるのではなく、直覚によって一瞬で真実を見抜いた。
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彼女には、相手が嘘をついているかどうかを直覚する鋭い感性がある。
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熟練の職人は、長年の経験から機械の不調を直覚することができる。
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