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羽子

はご
名詞
1
標準
shuttlecock (in hanetsuki)
文例 · 用例
豪家に生まれた子供が女であったために、ひどく失望した若い者らは、大きな羽子板へ凧のように糸目をつけてかつぎ込んだなどという話さえある。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
羽子板がずらりと並んでいて、その中で際立って大きいのを、三つになるお嬢さんが、あれほしい、あれ買って、とだだをこねて、店のあるじの答えて言うには、お嬢さん、あれはいけません、あれは看板です、という笑い話。
太宰治 小さいアルバム 青空文庫
「ここに鼬の係蹄が仕掛けてあるよ」「あれが鵯を捉える羽子だ」そして、「茸を生やす木」などと島吉が指さすのを見ながら、これが東京とは思えなかった。
岡本かの子 酋長 青空文庫
――袖がしなって、両つに分れた両方の袂の間が、爪さき深く、谷に見えるまで、簪の薄の穂のひらひらと散って落つる処を、引しめたままの扇子で、さそくに掬ったのが、かえって悠揚たる状で、一度上へはずまして、突羽子のようについて、飜る処を袂の端で整然と受けた。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
道理で、そこらの地内や横町へ入つても、つきとほしの笄で、褄を取つて、羽子を突いて居るのが、聲も掛けはしなかつた。
泉鏡太郎 春着 青空文庫
兀山の日のあたる處遣羽子す(いづれを見ても山家育ちさ) 紀伊の宮樟分の社に詣づ、境内の樟幾千歳、仰いで襟を正しうす。
泉鏡太郎 熱海の春 青空文庫
ぶんぶんという鳴弓の声、戞々という羽子の音。
岡本綺堂 思い出草 青空文庫
或る日の事、美代子さんはお家の前でたった一人で羽子をついていますと、一人の支那人が反物を担いで遣って来て、美代子さんのお家の門口で、「奥さん、旦那さん、反物|入りまションか」 と言いました。
夢野久作 クチマネ 青空文庫
作例 · 標準
早朝の湿原で、鳴き声の美しい羽衣烏の群れを見た。
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北米の草原を代表する鳥として、羽衣烏が紹介されていた。
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雄の羽衣烏は、肩の赤い斑点が特徴的だ。
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