温泉郷
おんせんきょう
名詞
標準
hot-spring village
文例 · 用例
熱海はさすがに温泉郷らしい賑やかさだつた、伊東も観光祭。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫
上流の谷川岳の麓まで分け入れば、岩魚ばかりであるが、近年奥利根地方は、温泉郷が賑やかになったために、渓流魚に値打ちが出てきたので、職業釣り人は腕によりをかけて釣るようになった。
— 佐藤垢石 『利根の尺鮎』 青空文庫
長岡、修善寺、月ヶ瀬、嵯峨沢、湯ヶ島と狩野川の沿岸は温泉郷の連続である。
— 佐藤垢石 『香魚の讃』 青空文庫
六 奥利根地方の温泉郷へ旅するとき、上野駅をたって高崎、新前橋、渋川駅と過ぎ、大利根川の鷺石鉄橋を渡ってから沼田駅を発車し、高橋お伝の生家のある後閑駅へくる少し手前で、汽車の窓から西方を眺めると、月夜野橋の下流数町の河原に、利根川へ合する大きな峡流を観るであろう。
— 佐藤垢石 『岩魚』 青空文庫
那須は塩原と共に関東北部の温泉郷である。
— 木暮理太郎 『那須、尾瀬、赤城、志賀高原』 青空文庫
或人は別府のうしろにそびゆる四千五百尺の高峰鶴見岳を中心にして、各所に点在する温泉郷を連結せなければならぬと説くものもある。
— 高浜虚子 『別府温泉』 青空文庫
ウィキペディア
温泉郷(おんせんきょう、おんせんごう)は、一定の範囲内に集まっている温泉または温泉街の総称である。範囲の取り方については明確な規定もなく、また温泉郷を名乗る上での明確な規定もない。
出典: 温泉郷 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0