運の悪い
うんのわるい
形容詞
標準
unlucky
文例 · 用例
もうこうなったら仕方がねえ、これもまあ為さんの運の悪いのだと諦めて、おれもそのまま帰って来たが、どうも心持がよくねえ。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
運の悪い奴さ、ハハハ」 けれども又、もし、こうした私の死姿を探偵か新聞記者が見付けたら、何と判断するであろう。
— 夢野久作 『線路』 青空文庫
飽までも運の悪いお葉は、第二の籤を取らねばならぬ不幸に陥った。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
果物が腐って行くことが残念だったから、種吉に店の方を頼もうと思ったのだが、運の悪い時はどうにも仕様のないもので、母親のお辰が四五日まえから寝ついていたのだ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
つまり言うたら、手っ取り早いとこ乳にありついたいうわけやが、運の悪いことは続くもんで、その百姓家のおばはん、ものの十日もたたんうちにチビスにかかりよった。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
果物が腐って行くことが残念だったから、種吉に店の方を頼もうと思ったが、運の悪い時はどうにも仕様のないもので、母親のお辰が四、五日まえから寝付いていた。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
運の悪い雀が十二三羽も籠の中に押込まれていた。
— 鷹のゆくえ 『半七捕物帳』 青空文庫
「このお正月に浄円寺に御参詣にまいりますと、和尚さまは別間でいろいろお話のあった末に、わたくしの顔をつくづく御覧になりまして、しきりに溜息をついておいでになりましたが、やがて低い声で『ああ、御運の悪い方だ』と独り言のように仰しゃいました。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
例句