沙羅双樹
さらそうじゅ異読 しゃらそうじゅ・サラソウジュ
名詞
標準
sal (tree) (Shorea robusta)
文例 · 用例
双樹は沙羅双樹であって、釈迦は拘尸那城外の沙羅双樹の下で涅槃に入ったと伝えられる。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
王の栄華と耶蘇の比べた、百合はアネモネだと云ふ説のやうに、強烈な色に印度では咲く沙羅双樹か知らぬが、日本の山の白い沙羅は、あてに、いみじく、脆い花である。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集拾遺』 青空文庫
私は親鸞や日蓮と一しょに、沙羅双樹の花の陰も歩いています。
— 芥川龍之介 『神神の微笑』 青空文庫
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を現す。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
但先月の嵐が累をなしたのか、庭園の百日紅、桜、梅、沙羅双樹、桃、李、白樺、欅、厚朴、木蓮の類の落葉樹は、大抵葉を振うて裸になり、柿やトキワカエデの木の下には、美しい濶い落葉が落葉の上に重なって厚い茵を敷いて居る。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
五十路を越えて、まだこんなに水々しいところが何よりの証拠で、都にあって祇園精舎の鐘の声を聞くよりは、ここに閑居して沙羅双樹の花の色の衰えざるを見ていたい。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
沙羅双樹の林の一夜、煙の散り消えたのちは、ただ唯我独尊の山が残ったのであった。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす……」 もとよりそれは本格の平家でありましたけれど、門付けをして歩いて、さのみ人の耳を喜ばすべき種類のものではありません。
— 安房の国の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
仏陀が涅槃に入った際に沙羅双樹の下にいたとされ、仏教において神聖な木とされている。
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インドでは、沙羅双樹の葉が料理の器として使われることもある。
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この公園には、沙羅双樹の木が植えられており、その歴史の重みを感じさせる。
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標準
Japanese stewartia (Stewartia pseudocamellia)
作例 · 標準
夏に白い花を咲かせる沙羅双樹は、平家物語でもそのはかなさが詠われている。
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庭に植えられた沙羅双樹の木陰で、夏の暑さをしのぐ。
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秋には、沙羅双樹の葉が鮮やかな赤色に染まり、訪れる人々を魅了する。
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ウィキペディア
『沙羅双樹』(しゃらそうじゅ)は2003年に日本で公開された映画。
出典: 沙羅双樹 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0