訂す
ただす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to correct (a typo, etc.)
文例 · 用例
念のために、訂すと、以ての外で。
— 泉鏡太郎 『飯坂ゆき』 青空文庫
故に此の池水のやうに文語が腐らないやうに假名遣を訂すのは必要でありますけれども、一旦文語となつたものは是れは法則である、正しいものであると云ふことを認めて宜しいかと思ひます。
— 森鴎外 『假名遣意見』 青空文庫
從つてこの一派よりは舊史を考訂する學問といふべきものが出た。
— ――史記より清初まで―― 『支那史學史概要』 青空文庫
然るに京水は別に養父錦橋の文を校訂すべき材料を有せなかつたと見えて、其矛盾の所はこれに評註を加へたに過ぎない。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
木村司馬之助、横山文哉|交を訂す。
— 森鴎外 『大塩平八郎』 青空文庫
六十六歳、家居して又た詩稿を刪訂す。
— その七 ――放翁詩話三十章―― 『放翁鑑賞』 青空文庫
是は漢文で書かれたもので、兩三年前已に淨書し終つたが、其後多少改訂すべき點を發見されたとかで、其儘になつて居る。
— 桑原隲藏 『那珂先生を憶ふ』 青空文庫
そして譯は全部、私がノルウェイ語の原文と引合はせて、校訂することになつてゐたが、不幸出版社の都合で、立消えとなり、そのとき出來上がつた譯稿はのち、改造文庫に入つてゐる。
— 宮原晃一郎 『イプセンの日本語譯』 青空文庫