仏門
ぶつもん
名詞
標準
Buddhism
文例 · 用例
擬古の詩、もとより直に抒情の作とす可からずと雖も、此是れ緇を披て香を焚く仏門の人の吟ならんや。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
徳川氏の前には文学は仏門の手に属したり、而して仏門の人間を離れたりしは、当時の文学の人間を離れたる大原因となりて居たりき。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
わたしと一緒に鎌倉へ行って、仏門の修業をやる気はないかと言われたのでござります。
— 岡本綺堂 『くろん坊』 青空文庫
頗る豪勇|無雙の士であったが、主家の滅亡後、何を感じたのか仏門に入って、怪量と名乗って諸国を遍歴した。
— 田中貢太郎 『轆轤首』 青空文庫
「昔だと、仏門に入る処だが、君は哲学を学っとる人だから、それにも及ぶまい。
— 泉鏡花 『沼夫人』 青空文庫
清盛に反して頼朝は実に福を分かたない人で有って、佐々木高綱の石橋山合戦の功を賞した時には、日本半国を与えるべしなどと云いながら、その後、これを与えなかったので佐々木は仏門に入ったのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
(弥平兵衛宗清、四十余歳、今は仏門に入りて雨月という。
— 岡本綺堂 『平家蟹』 青空文庫
)雨月 一旦仏門に入ったるからは、むかしの武士は捨てた筈じゃに、われを忘れて荒気の振舞。
— 岡本綺堂 『平家蟹』 青空文庫
作例 · 標準
彼は事業で失敗した後、すべてを捨てて仏門に入る決意をした。
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幼い頃から仏門に帰依している彼女の言葉には、どこか不思議な説得力がある。
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厳しい修行に耐えかねて、仏門から離れて還俗した僧侶も少なくないという。
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