感想文
かんそうぶん
名詞
標準
written description of one's thoughts
文例 · 用例
此詩集に収められた歌と、歌に対する石川君の信念と要求とに関する感想文とを繰返して読んで見ると、吾輩などの、歌に対する考や要求とは少なからず違つて居るから、其感想文には直に同感は出来ない。
— 伊藤左千夫 『『悲しき玩具』を読む』 青空文庫
だが読んで見れば、感想文も面白く、作歌も相当に面白く、歌と云ふものを、石川君のやうに考へ、歌と云ふものに、さういふ風に這入つて行かねばならない道もあるだらうと首肯される点も充分認められるのである。
— 伊藤左千夫 『『悲しき玩具』を読む』 青空文庫
「春日町」が、雑誌に載った時には、その同じ雑誌には、選者の岩見先生が、私の綴方の二倍も三倍も長い感想文を書いて下さって、私はそれを読んで淋しい気持になりました。
— 太宰治 『千代女』 青空文庫
われわれの池が、いろんな小説や感想文の場面に使われた例もなかなか少なくなさそうであるが、このほうの文献はそのほうの専門家にお願いしたほうがよいと思うから、ここではいっさい触れない事とする。
— 寺田寅彦 『池』 青空文庫
先日のラジオは、君には聞かせたくないと思い、君に逢ってもその事に就いては一言も申し上げず、ひた隠しに隠していたのですが、なんという不運、君が上野のミルクホオルで偶然にそれを耳にしたという事で、翌日ながながと正面切った感想文を送ってよこしたので、私は、まことに赤面、閉口いたしました。
— 太宰治 『みみずく通信』 青空文庫
或る先輩の好意あふれるばかりの感想文であった。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
そう思い直して筆を執ったのであるが、さて、作家たるもの、このような感想文は、それこそチョッキのボタンを二つ三つ掛けている間に、まとめてしまうべきであって、あんまり永い時間、こだわらぬことだ。
— ――馬をさへ眺むる雪の朝かな―― 『碧眼托鉢』 青空文庫
感想文など、書こうと思えば、どんなにでも面白く、また、あとからあとから、いくらでも書けるもので、そんなに重宝なものでない。
— ――馬をさへ眺むる雪の朝かな―― 『碧眼托鉢』 青空文庫
作例 · 標準
読書感想文の宿題に、どの本を選ぼうか迷っている。
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映画を観た後、私はその感動を忘れないように感想文を書いた。
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子供たちが書いた運動会の感想文には、それぞれ個性があふれていた。
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