要港
ようこう
名詞
標準
important port
文例 · 用例
それから近江、越前、越後、加賀、能登、若狭などとさかんに船で交通をはじめて次第に栄え、外ヶ浜に於いて最も殷賑の要港となり、明治四年の廃藩置県に依つて青森県の誕生すると共に、県庁所在地となつていまは本州の北門を守り、北海道函館との間の鉄道連絡船などの事に到つては知らぬ人もあるまい。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
これでは寐られたものに非ずと終に要港部の一室を借り受くることとなりぬ。
— 正岡子規 『従軍紀事』 青空文庫
自から風波を防いで、南予の要港となつた。
— 河東碧梧桐 『南予枇杷行』 青空文庫
シエーナ人これを以て商業及び軍事上の要港となさんと欲し久しく望みを囑しゐたるが一三〇三年にいたりて遂にこれを買取り、その地勢惡くして效果少なきにかゝはらず多くの資本と勞力とをこれがために費せるなり【ディアーナ】シエーナ市及びその附近の地下にありと信ぜられし川の名。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
聯隊は、更に、津軽海峡を征服し、青森県|大湊要港を占拠せんものと、機会を窺っている模様である」(ああ、内地までも、敵機の蹂躪に合うのか!
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
「いま放送局から、アナウンスがあったがね、アラスカ飛行聯隊と、飛行船隊とが、共同戦線を張って、とうとう、青森県の大湊要港を占領しちまったそうだぜ」「あら、まア、あたし、どうしましょう」「どうするテ、仕様がないじゃないか。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
「かくの如き船を備え置き要港に隠伏し、夜陰に乗じ先ず二十|艘ばかり乗出し、夷船の繋泊する所の三、四町内まで乗附け〔如何にして乗附け得べき〕、大砲を連発すべし。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
要港に備えある三十|艘の船は機を察して出戦すべし」。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
作例 · 標準
その都市は貿易の要港として栄え、活気があった。
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戦略的に重要な要港には、厳重な警備が敷かれていた。
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彼は要港の管理責任者として、日々忙しく働いている。
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