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胚嚢

はいのう
名詞
1
標準
embryo sac
文例 · 用例
ところが、旅の仲間は、はいのうを開いて、小さな箱をとり出しました。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 旅の仲間 青空文庫
見れば、手に杖を持ち、背中にはいのうをしょっています。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 旅の仲間 青空文庫
道づれの知らない人は、はいのうをあけて、小箱をだして、いや、このなかにこうやくがはいっている、これをつければ、すぐと足のきずがなおって、もとどおりになるから、ひとりでうちへかえれて、足をくじいたことなぞないようになるといいました。
REJSEKAMMERATEN 旅なかま 青空文庫
いちばんおしまいに来たのは、旅なかまでしたが、もうすっかり旅じたくで、つえをついて、はいのうをしょっていました。
REJSEKAMMERATEN 旅なかま 青空文庫
「その子は、せなかに、ちいさなはいのうをしょっていました。
SNEDRONNINGEN 雪の女王 青空文庫
また供をして行った中将は、源氏が御簾の中へはいっている間を、渡殿の戸口の、女房たちの集まっているけはいのうかがわれる所へ行って、戯れを言ったりしながらも、新しい物思いのできた人は平生よりもめいったふうをしていた。
野分 源氏物語 青空文庫
したが、そもじは気づかぬであろうけれど、あの二人がこの世を去ったとすれば、当然火器を作って、土民たちを従えるに足る者が、島にはいのうなったはずじゃ。
小栗虫太郎 紅毛傾城 青空文庫
――ええ、もうおぬしという子はいのう
風の巻 宮本武蔵 青空文庫
作例 · 標準
植物の受精において、胚嚢は重要な役割を果たす。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
胚嚢の中には卵細胞や助細胞などが含まれている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
顕微鏡で花の胚嚢を観察し、その複雑な構造に驚いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア

胚嚢 は被子植物の胚珠にある雌性配偶体のことである。胚のうと表されることが一般的である。胚珠の珠心と呼ばれる部分に形成される。珠心との間に原形質連絡はなく、胞子体とは独立している。一方、胚嚢内では隣接する細胞間に原形質連絡が存在する。しかしながら、栄養の供給の面では胞子体に完全に依存している。そのため、胚嚢は、同じく配偶体であり、胞子体から完全に独立している前葉体とよく比較され、胚嚢は胞子体に寄生していると言われる。胚嚢と対になるのは雄性配偶体すなわち花粉管である。

出典: 胚嚢 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0