西風
にしかぜ異読 せいふう
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #35760 · 青空 349 例
標準
west wind
文例 · 用例
西風に吹きつけられた水蒸気が、山の胴体を幾重にも巻いて、凝結しているのだと思う。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
日本北アルプスなる飛騨山脈を観ると、ここは冬は西風が強くて、東の方へ吹きなぐるため、夏日の残雪も、東の方に多量に堆積している。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
西風が強いかして、傾斜の土に疎ら生えしている、丈の短い唐松や、富士薊が、東に向いて俯向きに手を突いている。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
低気圧による北西風が丁度この南東風を打消すようになる場合には海陸風だけが幅を利かせて、従って夕凪が顔を出す。
— 寺田寅彦 『夕凪と夕風』 青空文庫
暁眠微けき霜のかけらもて、 西風ひばに鳴りくれば、街の燈の黄のひとつ、 ふるへて弱く落ちんとす。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
なぜならこれからちょうど小さな根がでるころなのに西風はまだまだ吹くから幹がてこになってそれを切るのだ。
— 宮沢賢治 『或る農学生の日誌』 青空文庫
」 すると向うで、「北風ぴいぴい風三郎、西風どうどう又三郎」と細いいい声がしました。
— 宮沢賢治 『雪渡り』 青空文庫
「北風ぴいぴい、かんこかんこ 西風どうどう、どっこどっこ。
— 宮沢賢治 『雪渡り』 青空文庫
作例 · 標準
冷たい西風が吹き始めると、庭の木々が一斉に葉を落とし、冬の到来を告げる。
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西風に乗って、遠くの港から汽笛の音がかすかに聞こえてきた。
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強い西風の影響で波が高くなり、今日のフェリーは全便欠航が決まった。
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