調伏
ちょうぶく異読 じょうぶく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
exorcism
文例 · 用例
これは咒詛調伏で、厭魅である、悪い意味のものだ。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
どんな高僧智識の説教も、はたまたどんな科學や哲學の實證も、かかる妄執の鬼に取り憑かれた、怨靈の人を調伏することはできないだらう。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
既に将門の乱が起つた時でも、浄蔵が大威徳法で将門を詛ひ、明達が四天王法で将門を調伏し、其他神社仏寺で祈立て責立てゝ、とう/\祈り伏せたといふ事になつてゐる。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
だから将門が火の手をあげると、八箇国はべた/\となつて、京では七|斛余の芥子を調伏祈祷の護摩に焚いて、将門の頓死屯滅を祈らせたと云伝へられて居る。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
朝潔、五十鈴の川の御手洗水や、幣を手向の男山、勅使|下向と聞くからに御陵の杉の昼|闌けて日の色添ふる蝉しぐれ、護摩の煙のしまらくも籠り絶えせぬ寺々山々、いづれは異国|調伏の、はららはららと大般若心経、物々しくぞ奉る。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
六十三日間、一堂に籠つて、蒙古調伏を祈つたと云はれる宏覚禅師が、「末の世の末の末まで我国はよろづの国にすぐれたる国」と詠んだのは、その当時の国民的自覚と歓喜とを、代表したものであらう。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
一は罪障消滅の符、一は怨敵調伏の符なり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
天慶の亂、寛朝、成田に不動尊をもち來りて、平將門を調伏せりとて、貞盛、秀郷の功を奪ひ、もち歸らむとするに、重くなりて動かずと欺きて、勅命を博して寺を建つ。
— 大町桂月 『宗吾靈堂』 青空文庫
作例 · 標準
古い言い伝えでは、悪霊を調伏するために祈祷が行われた。
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僧侶が厄を祓い、災いを調伏する儀式を執り行った。
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物語の中で、主人公は強大な魔物を調伏する旅に出る。
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標準
putting a deadly curse on
作例 · 標準
怨霊の力を借りて敵を調伏しようと企む者もいた。
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その呪術師は、秘密裏に相手を調伏する術を知っていたという。
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物語の登場人物は、自分に災いを招く者を調伏することを誓った。
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ウィキペディア
調伏(ちょうぶく/じょうぶく)とは、調和制伏という意味の仏教用語で、 内には己の心身を制し修め、外からの敵や悪を教化して、成道に至る障害を取り除くこと。及びそのための修法。サンスクリット語のアビチャールカ(abhicraka/阿毘遮迦)の意訳で、単に降伏(ごうぶく)ともいう。
出典: 調伏 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0