命取り
いのちとり
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #35537 · 青空 53 例
標準
fatal
文例 · 用例
命取りの強敵はもう深く体内に侵入しているがそんなことは熊にはわからない。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
自分には、禍いのかたまりが十個あって、その中の一個でも、隣人が脊負ったら、その一個だけでも充分に隣人の生命取りになるのではあるまいかと、思った事さえありました。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
結局これが幕府の命取りになつたのだが、三代の家光の鎖国以来百五十年の間に、世界の形勢は一変してゐた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
」「しかし、こんどの病気は命取りになるかも知れない。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
命取りなどというおそろしい言葉は、忘れようと思った。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
悪戯としては、命取りの悪戯であった。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
それも、あの野郎の鉄砲とくると、がらはちまちまっとしていてちっせえが、わっちたち仲間でもおじ毛立つくれえな命取りでごんしてな。
— 毒色のくちびる 『右門捕物帖』 青空文庫
昨夜はわざと飲み過した、焼酎一杯が特にこたへた、そしてぐつすり寝ることが出来た、私のやうな旅人に睡眠不足は命取りだ、アルコールはカルモチンよりも利く。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
作例 · 標準
この猛暑の中での水分補給の怠りは、高齢者にとって命取りになりかねない。
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プロのレーサーの世界では、わずかコンマ数秒の判断ミスが命取りとなる。
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スキャンダルを強引に隠蔽しようとしたことが、結果的に彼の政治生命の命取りとなった。
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