艦橋
かんきょう
名詞
標準
bridge (e.g. on a warship)
文例 · 用例
彼れ艦橋に昇り行き。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
軍艦「日の出」の甲板では、後部艦橋のほとりより軍艦旗飜る船尾に到るまで、多くの乘組は、列を正して、我端艇の歸艦を迎へて居る。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
』と言つたまゝ、頭を廻らして左右を顧見た時、忽ち、艦の後部艦橋を降つて、歩調ゆたかに吾等の方に歩んで來た一個の海軍大佐があつた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
室外には舷に碎くる浪の音、檣頭に走る風の聲、艦橋に響く士官の號令。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
』と十五|珊速射砲のほとり、後部艦橋の下に耳を濟ます、兵曹、此處ぞと琵琶おつ取り、翩飜と飄る艦尾帝國軍艦旗の下に膝を組んで、シヤシヤン、シヤラ/\と彈き出す琵琶の曲、聲張上げて「雲に聳ゆる高山も。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
艦橋よりは艦長松島海軍大佐、例によつて例の如く鼻髯を捻りつゝ、微笑を浮べて眺めて居つた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
艦橋には艦長松島海軍大佐をはじめとし、一團の將校は月に燦爛たる肩章に波を打たせて、隻手に握る双眼鏡は絶えず海上を眺めて居る。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
士官候補生は、艦橋に鈴なりとなって、双眼鏡を眼にあてている。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
作例 · 標準
「右舷前方、魚雷を確認! 艦橋へ直ちに報告せよ!」
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「艦橋の窓越しに見える荒れ狂う海は、モニター越しとは比べものにならない迫力だった」
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「おっ、記念艦三笠の艦橋に登れるみたいだよ。当時の指揮官と同じ視界を体験してみようぜ」
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「艦長は一度も艦橋を離れることなく、丸二日間、海域の警戒監視を指揮し続けた」
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ウィキペディア
艦橋(かんきょう)は、軍艦の船橋(せんきょう、ふなばし)を指す。艦長の指揮所に当たる。英語のままブリッジ(bridge)ともいう。甲板上の高所に設けられる(檣楼内など)。羅針盤・操舵装置・速力通信機(テレグラフ)などを備え、船の中枢部としての役目を持つ。原則として、航海中は艦長またはその代理の専任士官が常に艦橋で指揮を執る。
出典: 艦橋 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0