学術論文
がくじゅつろんぶん
名詞
標準
academic paper
文例 · 用例
それでもしこれが物理学の教科書か学術論文の中の文句であるとすれば当然改むべきはずであるが、随筆中の用語となると必ずしも間違いとは云われないかもしれない。
— 寺田寅彦 『随筆難』 青空文庫
つまり全部が一貫した学術論文のようにも見えまするし、今までに類例の無い形式と内容の探偵小説といったような読後感も致します。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
ただ学術論文というものは『どうぞ卒業させて下さい』とか『博士にして下さい』とかいって御役所に差出す願書なぞとは全然、性質の違ったものである。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
読者の限られた大学の機関雑誌に学術論文を書くに比して、広い世間の雑誌に思想を発表することは比較にならぬ気苦労がある。
— マルコ伝による 『イエス伝』 青空文庫
ニュースでもよい、時評でもよい、エッセイでもよい、学術論文でもよい、とに角夫が、時代の動き行く「思想」を解明するに足るような内容として掴まれている限り、そこに立派に総合の原則は見つかる筈なのである。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
「論文」という名義にひきずられてただの学術論文めいたものが書かれたり、そうかと思うと「科学」の名にかくれて、科学セクション式に仕切りに仕切られたベア・ファクトが出ていたり、一体思想はどこへ行ったかと云いたくなるだろう。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
評論はただの学術論文とは違って、原則的な時評か又は文明批評の資格を必要とし、テーマの常識上における広範性と新鮮味と衝動的な示唆とを欠くことが出来ぬ。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
だが夫は評論雑誌にペダンティックな装飾のように生まの学術論文が載せられたり、通り一片のお題目に就いてのコケおどしの評論が載ったりするからで、つまり思想的評論の資格に於て欠ける処があるからなのだ。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
作例 · 標準
彼の最新の学術論文が、権威ある国際誌に掲載された。
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このテーマに関する学術論文は、すでに数多く発表されている。
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会議で発表するために、学術論文を執筆しなければならない。
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彼女は、卒業論文として、この分野の学術論文を徹底的に調査した。
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