幻辞.com

性情

せいじょう
名詞
1
標準
nature
文例 · 用例
およそ私たちのかうした友情は、世にも珍なる彼のはればれしき男性的性情と、やや女性的で憂鬱がちなる私の貧しき性情との奇蹟めいた会遇によつて結びつけられた。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
思ふに私のやうな貴族的な性情をもつて生れた人間にとつて何よりも寂しいことは、あのなつかしい「愛」の欠陥である。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
かうして私と彼とは、互にその欠陥せる病癖を悲しみ、互にその夢想せるしかも正反対の性情の美しさを交換した。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
思ふに、ああした魔力ある彼の言葉は、彼の不思議な天賦の性情から、自然と湧き出づる人格のリズムであつて、断じて彼以外の者の追蹤を許さない秘密であらう。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
極めて稀にみる子供らしい純一無垢な性情と、そして何よりも人間としての純潔さを、私共は互に愛し悦びあつた。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
それで、今仮に詩的性情を持つ一青年があつたとして、かの成巧せる実業家、成巧せる政治家が、子供や孫、一族郎党でもゐなかつたとしたら、どんなに退屈するものであるかは、一寸理解され難いのである。
中原中也 詩と其の伝統 青空文庫
なんだか自分の性情にまで、著しい変化の起った事は、自分でもよくわかったし、友達などもそう云っていた。
寺田寅彦 枯菊の影 青空文庫
君が純眞率直で自己を僞れない人であつた他面に、さういふ人に時々見掛けられる他の人に對する冷酷さといふものが殆ど無く、反對に優しい心根の、先輩に對しては極めて謙讓な、實に美しい性情の持主であつたことは、矢張り君の自己教養の深さから來たものではないかと思ふ。
太宰治 知らない人 青空文庫
作例 · 標準
彼の温和な性情は、周囲の人々を和ませた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
犬の性情は個体によって様々で、訓練方法もそれに合わせるべきだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
人の性情は簡単には変わらないものだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash