幻辞.com

撃攘

げきじょう
名詞動詞-サ変
1
標準
repulse (e.g. enemy)
文例 · 用例
たゞ一婦人の身を以て兵を起し城を屠り、安遠侯柳升をして征戦に労し、都指揮衛青をして撃攘に力めしめ、都指揮|劉忠をして戦歿せしめ、山東の地をして一時|騒擾せしむるに至りたるもの、真に是れ稗史の好題目たり。
幸田露伴 運命 青空文庫
嚴格に云へば非戰主義では無くて、非侵略主義であるところの墨子の説を實際に成立たせようとすれば、敵が侵略行爲に出て來る以上は對抗撃攘の道を講ぜねば空言に終るから、それで是の如き兵備施爲をば教へたものである。
幸田露伴 墨子 青空文庫
日露戦争はモルトケの戦略思想に従い「主作戦を満州に導き、敵の主力を求めて遠くこれを北方に撃攘し、艦隊は進んで敵の太平洋艦隊を撃破し以て極東の制海権を獲得する……」という作戦方針の下に行なわれたのである。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
一、ロイテン会戦ロスバハに仏軍を大いに破ったフリードリヒ大王は戦捷の余威を駆って一挙に墺軍をシュレージエンより撃攘せんとしブレスラウに向い転進した。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
このとき松前藩は手薄であつたためか、事が急で方針が確定してゐなかつたためか、いきなり異國船を撃攘する態度にはいでず、ロシヤ生れの相手方水兵に加藤のロシヤ語をもつて漸く意志を通じながら、艦上を訪問したといふ。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
また前年渡來のときの態度からして、なかなか「ぶらかし」なども容易でないと考へられたらうし、留守中の幕閣評議が「撃攘」となるか「和」となるか、複雜な事態にも思ひを及したらう。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
撃攘と和とそのいづれを望んだか、彼の日記にも明らかでないけれど、實際家である川路は、開國は必至、ただ國の安泰と面目を維持して、どう自主的にするかと考へてゐただらう。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
万民鼓腹撃攘の秋ぞ来るなら、欣んで私はこの一句位投棄しよう。
正岡容 東京万花鏡 青空文庫
作例 · 標準
敵の侵攻を撃攘するため、兵士たちは勇敢に戦った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼の機転により、悪質な勧誘を撃攘することができた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
飢饉や疫病といった困難を撃攘していくことが、我々の使命だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite