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家数

やかず
名詞
1
標準
number of houses
文例 · 用例
千日前の歌舞伎座の横丁――昔中村鴈治郎が芝居への通い路にしていたとかで鴈治郎横丁と呼ばれている路地も、以前より家数が多くなったくらいバラックが建って、食傷路地らしく軒並みに飲食店だ。
織田作之助 大阪の憂鬱 青空文庫
家数四五軒も転がして、はい、さようならは阿漕だろう。
泉鏡花 菎蒻本 青空文庫
越中に泊と云って、家数千軒ばかり、ちょっと繁昌な町があります。
泉鏡花 湯女の魂 青空文庫
この夜景の中に藍染橋と土橋の袂へ二口の片側町の口がつき、それが町中へ入るに従ってだん/\家数の影は濃くなり、町家の群から抽んでて聳え立つ西隅の遊郭は煌々した灯を鏤めて怪物の棲む城のようです。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
が、一里あまり奥の院まで、曠野の杜を飛々に心覚えの家数は六七軒と数えて十に足りない、この心細い渺漠たる霧の中を何処へ吸われて行くのであろう。
遺稿 遺稿 青空文庫
家数四五軒、佗しい山間の村で、弁当を使った時、雨を凌いで、簀の子の縁に立掛けた板戸に、(この家の裏で鳴いたり時鳥。
泉鏡花 河伯令嬢 青空文庫
ここは秩父第一の町なれば、家数も少からず軒なみもあしからねど、夏ながら夜の賑わしからで、燈の光の多く見えず、物売る店々も門の戸を早く鎖したるが多きなど、一つは強き雨の後なればにもあるべけれど、さすがに田舎びたりというべし。
幸田露伴 知々夫紀行 青空文庫
贄川は後に山を負い前に川を控えたる寂びたる村なれど、家数もやや多くて、蚕の糸ひく車の音の路行く我らを送り迎えするなど、住まば住み心よかるべく思わるるところなり。
幸田露伴 知々夫紀行 青空文庫
作例 · 標準
この地区の家数は、近年の開発で大幅に増加した。
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統計によると、この町の家数は約1万軒だという。
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古い町並みを保存するため、家数の増加を抑制する計画が立てられている。
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