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青草

あおくさ異読 せいそう
名詞
1
標準
green grass
文例 · 用例
〔卑屈の友らをいきどほろしく〕宮沢賢治卑屈の友らをいきどほろしく粘土地二片をはしりてよぎり崖にて青草黄金なるを知りのぼりてかれ草黄なるをふめば白雪きららに落ち来るものか一列赤赤ならべるひのきふたゝび卑屈の友らをおもひたかぶるおもひは雲にもまじへかの粘土地なるかの官庁に灰鋳鉄のいかりを投げよ
宮沢賢治 〔卑屈の友らをいきどほろしく〕 青空文庫
ああ、その時は、地球の表面に存在するもの悉くに、其の持主の名札が貼られ、一坪の青草原さへ殘つてなかつた。
太宰治 諸君の位置 青空文庫
嘉門次が一行の案内を務めるのは、言うまでもない、雨でグッショリ濡れた青草や、仆れている朽木からは、人の嗅覚をそそるような古い匂いがして、噎びそうだ、足が早いので、一丁も先になった嘉門次は、私を振り返って「他所の人足は使いづらくて困る」とブツブツ言いながら、赤石の河原に出た。
小島烏水 槍ヶ岳第三回登山 青空文庫
雲が延びると、裾野のぼやけた緑は、水底に揺らめく青草の波になった。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
そうして鉄路の附近に、氷河湖の跡が乾からびて、今は青草の生えた牧場になって、牛が遊んでいる。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
川の広さも両岸の崖、ところどころの洲の青草
宮沢賢治 台川 青空文庫
二三日前に百花園からつるの手をつけてある目籠に長命菊つくし石竹の苗其他数種の青草を植込にしたやつを買って来て置いたのを持って往ったのであるきょうは暖炉の掃除をやったとの事で先生は八畳の座敷に石油暖炉をたき東向になってねていられた。
伊藤左千夫 根岸庵訪問の記 青空文庫
この溝の水はたぶん、小金井の水道から引いたものらしく、よく澄んでいて、青草の間を、さも心地よさそうに流れて、おりおりこぼこぼと鳴っては小鳥が来て翼をひたし、喉を湿おすのを待っているらしい。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
作例 · 標準
旅行により見知らぬ世界への扉が開く。
交通網の整備により移動が便利になった。
観光地の特色を知ることは人生を豊かにする。
旅の経験は人を成長させる。