天来
てんらい
名詞名詞-の形容詞
標準
heavenly
文例 · 用例
しかしこの天来の閃光なしには彼らは一歩も踏み出す事はできない。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
これは近代物理学の大家が、生命の種子を天来の発生物に帰せようとしたつたない説をあざけるようにも聞こえる。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
それは全くタヨリない、愚かしい思い付きに相違なかったが、しかし、まだ若い一知にとっては天来の福音とも考えていい素敵な思い付きに相違なかった。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
』アグリパイナの必死の抗議の声は、天来のそれの如く厳粛に響き渡る。
— 太宰治 『古典風』 青空文庫
さうして彼と我、客と主の両体が、真の円融、真の一如の状態に合して初めて言語を絶した天来の霊妙音を鳴り澄ますのである。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
これに反して鼻の表情なるものがもし存在するとなりましたならば、そんな人にとっては実に天来の福音として歓迎されるに違いありません。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
瓜はそのまま天来の瓜である。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
ほとんど奇蹟の、天来の御声に泣いておわびを申し上げたあの時だよ。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
作例 · 標準
その夜、天来の閃きが彼に新しいメロディをもたらした。
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まるで天来の美しさとしか言いようのない絶景が、目の前に広がっていた。
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天来の声が聞こえたかのような感動に包まれ、彼は立ち尽くした。
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