短編集
たんぺんしゅう
名詞
標準
collection of short stories
文例 · 用例
そうだそうだ、サリンジャーの「九つの物語」という短編集の中に「笑い男」という話があって、「ライ麦畑でつかまえて」はとても無理としても、オレはオレなりの「笑い男」を死ぬまでに書き上げ、春の日の穏やかな温もりを胸に育てて土に返りたいと思ってこんなことをはじめたのではないか。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
氏の創作短編集には『恋愛曲線』『疑問の黒枠』等があり、その他これらの集におさめられていない作品も相当の数にのぼるであろう。
— 平林初之輔 『小酒井不木氏』 青空文庫
旅舎の店の処を通ろうとして、ふと見ると、ゴルキー集と書いた短編集の散々読み古されたのが其処の机の上に置いてあった。
— 田山花袋 『トコヨゴヨミ』 青空文庫
」 其夜一夜、かれはその短編集を手から離さなかった。
— 田山花袋 『トコヨゴヨミ』 青空文庫
「明治大正文学全集」とトーマスマン短編集と、ドイツ語の本だ。
— ―― 牢獄の夫より妻への愛の手紙 ―― 『新しき夫の愛』 青空文庫
何ゆえなら教育書の中にフロオベルの『センチメンタル・エヂュケイション』がまぐれて入っていたり、地理書の棚の中にドストイフスキーのサイベリアを舞台にした短編集がまじって入っていたりしたからであった。
— 田山花袋 『日本橋附近』 青空文庫
パウル・ブルジェの短編集『ハステル・オフ・マン』を手にした時には、何ともいえない喜びで、何べんその本のクロオスをなでたか知れなかったことをくり返したい。
— 田山花袋 『日本橋附近』 青空文庫
僕はこんなことまで言いたくないと思うが、君があまり意固地だから言うが、君がこの前短編集を出す時も、K社へ行って僕も出したがっているからと言ったそうじゃないか。
— 葛西善蔵 『遁走』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の最新作は、七つの不思議な物語が収められた短編集だ。
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図書館で、お気に入りの作家の初期の短編集を借りてきた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この短編集には、現代社会を鋭く風刺した作品が多い。
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ウィキペディア
短編集(たんぺんしゅう)とは、小説や漫画の短編作品を集め、1冊の本とした書籍。複数の人物の作品を集めたものはアンソロジーとも言う。また収録作品が連作短編の場合は連作短編集と呼ぶこともある。また、短編集に収録されている作品のうち、その題名が短編集の題名にも使われているものは特に表題作と呼ばれる。
出典: 短編集 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0