潔斎
けっさい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
religious abstinence
文例 · 用例
刻苦勉励、学問をも仕り、新しき神道を相学び、精進潔斎、朝夕の供物に、魂の切火打って、御前にかしずき奉る……媛神 私は些とも頼みはしません。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
…… 雨乞のためとて、精進潔斎させられたのであるから。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
」 三十一「故郷では、未婚の女が、丑年の丑の日に、衣を清め、身を清め……」 唾をのんで聞いた客僧が、「成程、」 と腕組みして、「精進潔斎。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
自ら火に投じたことだけは確かだが、最後の一月ほどの間、絶望の余り、言語に絶した淫蕩の生活を送ったというものもあれば、毎日ひたすら潔斎してシャマシュ神に祈り続けたというものもある。
— 中島敦 『文字禍』 青空文庫
多日の精進潔斎である。
— 泉鏡花 『妖魔の辻占』 青空文庫
日をさだめて精進潔斎をして、尊い御仏を迎えることにしたい」 定めの日に数百人をあつめて、ここらという所を掘りかえしたが、仏は見付からなかった。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
斎宮は去年にもう御所の中へお移りになるはずであったが、いろいろな障りがあって、この秋いよいよ潔斎生活の第一歩をお踏み出しになることとなった。
— 葵 『源氏物語』 青空文庫
六条の御息所は左衛門の庁舎へ斎宮がおはいりになったので、いっそう厳重になった潔斎的な生活に喪中の人の交渉を遠慮する意味に託してその人へだけは消息もしないのである。
— 葵 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼は神事に参加する前に、数日間潔斎して身を清めた。
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滝行を行い、心身を潔斎することで精神的な成長を遂げた。
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昔の人は、大切な行事の前には潔斎して臨んだらしいよ。
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