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犬舎

けんしゃ
名詞
1
標準
kennel
文例 · 用例
屋外では、はげしく吹き荒れている風が窓をゆすぶり、しぶきはその窓硝子を騒々しく叩いて、ときどき犬舎の方から犬どものウウと唸る声が聞えた。
モーリス・ルヴェル Maurice Level 犬舎 青空文庫
その犬舎には、四十頭からの猛犬が飼ってあって、口元の不気味な巨犬や、ヴァンデイ産の毛のもじゃもじゃした粗毛猟犬など、いずれも猟に伴れてゆくと、獰猛な勢いで野猪に喰いつく奴等である。
モーリス・ルヴェル Maurice Level 犬舎 青空文庫
彼奴等が巨大な体で打突かるものだから、犬舎の扉が今にもはち切れそうな音がする。
モーリス・ルヴェル Maurice Level 犬舎 青空文庫
猟犬どもが外へ出られると思ってむやみと脚へ打突かって来るのを、彼は靴で蹴かえしながら、突然ヤッといって屍体を頭上に高く担しあげたと思うと、一つはずみをつけて犬舎の真只中へ※と投げこむが早いか、ぴしゃり扉を閉めきった。
モーリス・ルヴェル Maurice Level 犬舎 青空文庫
そして、盛んに吠たてているゲンの犬舎の前まで来ると、後から行く喜村と美都子が、あっ、と思う間に、金網の戸を開けてしまったのだ。
蘭郁二郎 睡魔 青空文庫
僕は庭をつくるために鉄やゴリの運動をさせることができなかつたが、或る日鉄の姿が見えず、前の家に人をやつて見るとそこの庭さきのもと彼の犬舎のあつたところに、昔のゆめでもさぐり当てるやうに温かくほかほかと睡つてゐた。
室生犀星 鉄の死 青空文庫
或る生暖かい更けてから暴風雨に変つた晩が明けて、朝の食物をやらうとすると鉄もゴリも犬舎のなかにゐなかつた。
室生犀星 鉄の死 青空文庫
あのときも今度も同じいことを言つたぢやないか、と僕は自問して見た、――デイステンパーがなほつてから毎晩鉄は湯たんぽを犬舎のなかに入れてもらひ、湯たんぽに抱きついて寝てゐた。
室生犀星 鉄の死 青空文庫
作例 · 標準
保健所の犬舎には、新しい家族を待っている保護犬たちがたくさんいた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
庭の隅に大きな犬舎を建てて、大型犬が快適に過ごせるように工夫した。
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訓練士は毎日欠かさず犬舎の掃除を行い、衛生状態を保っている。
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