突っ張る
つっぱる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to cramp up
文例 · 用例
私は今彼らが噛み合っている気味の悪い噛み方や、今彼らが突っ張っている前肢の――それで人の胸を突っ張るときの可愛い力やを思い出した。
— 梶井基次郎 『交尾』 青空文庫
あのころからもうだいぶ悪くなっていた自分の胃はその日は特に固く突っ張るようで苦しかった。
— 寺田寅彦 『病室の花』 青空文庫
凝って凝って凝り抜いて、突っ張るだけ突っ張り抜いて柔かになったのでなければ真の芸でないというのが翁の指導の根本精神である事が、大きくなるにつれてわかって来た。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
船頭は馴れているので平気で棹を突っ張ると、今日はふだんより流れのぐあいが悪かったとみえて、急に傾いてゆれた船はたがいにすれ違う調子をはずして、向うから来た船の舳先がこっちの船の横舷へどんと突きあたった。
— 旅絵師 『半七捕物帳』 青空文庫
私はお前のソヴェト権力と一緒に正しいところはどこまでも突っ張るよ。
— 宮本百合子 『モスクワの辻馬車』 青空文庫
到頭しまいに、力一ぱいにぐいと突っ張ると、帯が一本きれて足が自由になった。
— КРАСНЫЙ ЦВЕТОК 『紅い花』 青空文庫
いやしくも、家来眷属というものは、旦那の身に、すこしでもためになることと聴きゃあ、百里をとおしとしねえのが作法――それを、どこまでも、突っ張るなんて――」「何と申そうと、姓名、町ところも名乗らぬ奴、お取りつぎは出来ぬぞ!
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
時々コッヘルの先で神経繊維をはさむものとみえ、全身の痛覚が一挙に目ざめて、足の爪先がぴんと突っ張る。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
作例 · 標準
長時間同じ姿勢でいたため、足の指が突っ張って痛い。
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朝起きると、背中が凝り固まって突っ張ることがよくある。
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寒い日は、手足の関節が突っ張りやすくなる。
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標準
to be insistent
作例 · 標準
彼は自分の意見を頑として突っ張り、一歩も譲らなかった。
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どんなに反対されても、彼女は信念を突っ張ってやり通した。
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「俺は間違ってない!」と、彼は自分の正しさを突っ張った。
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標準
to act tough
作例 · 標準
彼は不良グループの中で、一人だけ突っ張って強がっていた。
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本当は弱いのに、周囲には突っ張って見せているだけだ。
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思春期の子供は、親に対して何かと突っ張るものだ。
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標準
to prop up (e.g. with a post)
作例 · 標準
地震で傾いた柱を、丸太で突っ張って応急処置をした。
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倒れそうな木を、何本かの支柱で突っ張って支えた。
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壁の穴を板で塞ぎ、さらに突っ張って補強した。
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標準
to push out (one's legs or arms)
作例 · 標準
彼は踏ん張るように、両足を大きく開いて突っ張った。
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腕を突っ張って、重い荷物を頭上まで持ち上げた。
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開かないドアに体当たりするように、肩を突っ張って押した。
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標準
to thrust (one's opponent)
作例 · 標準
力士は相手の胸に両手を突っ張り、押し出した。
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ボクサーは相手に真っ直ぐなパンチを突っ張った。
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相撲の稽古では、互いに体をぶつけ合い、突っ張る練習を繰り返す。
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