応酬
おうしゅう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #22722 · 青空 239 例
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exchange (of words, views, punches, cups, etc.)
文例 · 用例
また若しこの一文が芥川氏に読まれる事を本旨とするならば、私がこれまでに述べた処のものを大概読んでゐてくれ、「妖婆」や「南京の基督」の如きに就いては私信で議論の応酬さへしたのだから、その反覆は氏にとつても退屈以上のものではないに違ひないからである。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
そして、時には自己に迫つてくる処の者に対して、冷たいばかりの鋭さを持つた智の閃きで応酬する。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
初対面の時、じいさんとばあさんとは、相手の七むずかしい口上に、どう応酬していゝか途方に暮れ、たゞ「ヘエ/\」と頭ばかり下げていた。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
幹太郎は、山崎が、いつかの冗談への応酬をしていると感じながら、殊更、気づかぬ振りをしていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」傍で、中尉と木谷の応酬を見ていた柿本は、決意と憤怒を眉の間に現わしながら、ぬッと、銃を握って立ちあがった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
この驚愕は自分をして当面の釣場の事よりは自分を自分の心裏に起った事に引付けたから、自分は少年との応酬を忘れて、少年への観察を敢てするに至った。
— 幸田露伴 『蘆声』 青空文庫
それを通り越して来たものは人力の如何ともすべからざること、人力以上のもののあること、それらを体験的に弁えた人であるが故に、我執も除かれ、万事、実相に明らかな眼で誰人とも応酬出来る。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
運悪く隣に坐った吉井正太郎より、例によってネチネチと、最近発表した小説をけなされている最中だったので、その方の応酬に大童であった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
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