卓説
たくせつ
名詞
標準
excellent opinion
文例 · 用例
「イヤ至極面白いんだ、何かの話の具合で我々の人生観を話すことになってね、まア聴いて居給え名論卓説、滾々として尽きずだから」「ナニ最早大概吐き尽したんですよ、貴様は我々俗物党と違がって真物なんだから、幸貴様のを聞きましょう、ね諸君!
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
禅師もその一人として如何に稀有な奇抜な卓説を持ち帰られるかと人々は待ち構えていたものです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
先日おいでの折、男子の面目は在武術と説き、諸卿の素直なる御賛同を得たるも、教訓する者みずから率先して実行せざれば、あたら卓説も瓦礫に等しく意味無きものと相成るべく、老生もとより愚昧と雖も教えて責を負わざる無反省の教師にては無之、昨夕、老骨奮起一番して弓の道場を訪れ申候。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
」と私は、れいの独り合点の卓説を吐いたりなどしてゐたものだが、けふの蟹田町は、前夜の私の暴論を忍び笑ふかのやうな、おだやかな上天気である。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
なにゆえにつまらないかというに、アノ雑誌のなかに名論卓説がないからつまらないというのではありません。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫
それです、私は名論卓説を聴きたいのではない。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫
必ずしも女房に限らざるは、『乱脛三本鑓』に「下女を篠山に下し心に懸る山の神なく」とあると無署名で書いたは卓説だ。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
K博士の卓説の御利生でもあるまいが、某の大臣の夫人が紅毛碧眼の子を産んだという浮説さえ生じた。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
作例 · 標準
教授の卓説には、学生だけでなく専門家たちも深く感銘を受けた。
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会議で行き詰まったとき、彼の放った卓説が現状を打破する鍵となった。
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古典の中に記された卓説は、数百年経った今でも色あせることはない。
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