独善主義
どくぜんしゅぎ
名詞
標準
self-righteousness
文例 · 用例
自分はここでそういう古い消極的な独善主義を宣伝しようというのではない。
— 寺田寅彦 『神田を散歩して』 青空文庫
祖父以来儒者の家であった彼の家庭には、何か時代とそぐわぬ因習に囚われがちな気分もあると同時に、儒教が孤独的な道徳教の多いところから、保身的な独善主義に陥りやすく、そういうところから醸された雰囲気は、均平にはやりきれないものであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
「挙国一致の積極化」(内外革新への国民協力)は、精神動員運動、新生活運動、産業協力運動、不当利潤制限、軍事扶助の徹底、独善主義打破、人材登庸徹底、建設的言論の尊重、を含んでいる。
— 戸坂潤 『社大党はファッショ化したか?』 青空文庫
この宿もよくない、ボクチンには驚ろくほどのちがひがある、すまないと思ふほど優遇してくれるところもあれば、木石かと思ふほど冷遇するところもある、ボクチンのいゝところは、独善主義でやりぬけるところだらう。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
しかもけちな利己主義で、殆ど独善主義とでも言って好いように思われたのです。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
個人主義であり、独善主義である。
— 豊島与志雄 『異邦人の意欲』 青空文庫
そしてこの独善主義が、文学に最も忠実な態度だと見誤られる時、文学は自滅の途を辿る外はない。
— 豊島与志雄 『異邦人の意欲』 青空文庫
読者を大衆的に獲得せんとすることも、または独善主義のなかに閉じ籠ることも、之を純文学の立場から見れば、作者の真の意欲の欠乏を意味し、民衆の生活への働きかけが消極化することを意味する。
— 豊島与志雄 『異邦人の意欲』 青空文庫
作例 · 標準
そのリーダーの独善主義が、チームの分裂を招いた。
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独善主義に陥ると、他者の意見を聞き入れなくなる。
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彼は自分こそが正しいと信じる独善主義者だ。
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