自己中心主義
じこちゅうしんしゅぎ
名詞
標準
文例 · 用例
そんな人は個人主義を利己主義や自己中心主義と一しょにしているばかりではなくって、無政府主義とも一しょにしているのだね。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
併し道徳の此の「私」的性質は、一切の意味での自己中心主義や主観主義とは関係がない。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
これは固より彼の同情者の罪ではなくて、彼自身の自己中心主義の罪であつた。
— 阿部次郎 『三太郎の日記 第二』 青空文庫
病気になった子供の看護さえ思うようにさせなかった良平、いつも信乃を自分のそばへひきつけておこうとし、こちらに対する感情とか精神的な劬わりのない自己中心主義、……やりきれなくなって、心から憎みだした自分の気持など、隠さずにみんなうちあけた。
— 山本周五郎 『めおと蝶』 青空文庫
「なんていうのかなあ、そういうお前さんの自己中心主義、ってのかな、昔からの」と彼はいった。
— 山川方夫 『演技の果て』 青空文庫
自己中心主義なのか、結局?
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫