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偽善

ぎぜん
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #15523 · 青空 440
1
標準
hypocrisy
文例 · 用例
第一人間を偽善にする。
中原中也 詩と詩人 青空文庫
注意せよ、世には甚だ見分け難い偽善がある!
中原中也 詩と詩人 青空文庫
先輩らしい忠告なんて、いやらしい偽善だ。
太宰治 織田君の死 青空文庫
それらの書物を通して見た老子は妙にじじむさいばかりか、何となく偽善者らしい勿体ぶった顔をしていて、どうも親しみを感ずる訳には行かないので、ついついおしまいまで通読する機会がなく、従って老子に関する概念さえなしにこの年月を過ごして来たのであった。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
キリストの愛、などと言い出すのは大袈裟だが、あのひとの教える「隣人愛」ならばわかるのだが、恋愛でなく「異性を愛する」というのは、私にはどうも偽善のような気がしてならない。
太宰治 チャンス 青空文庫
人見の奴は口を拭っていやがるが貴様は偽善者だからなあ。
有島武郎 星座 青空文庫
俺だって貴様、俺だって貴様……とにかく貴様みたいな偽善者は千篇一律だからだめだよ……なあ西山」 牡蠣のような片目が特別に光って西山の方に飛んできた。
有島武郎 星座 青空文庫
……好男子、惜しむらくは兵法を知らず……まあいい、もう行け」「僕も人見君といっしょに君を送ろう」「酔不成歓惨欲別か……柿江、貴様ははじめから黙ったまま爪ばかり噛んでいやがるな……皆な聞け、あいつは偽善者だ。
有島武郎 星座 青空文庫
ウィキペディア

偽善 とは、特に宗教や道徳的信念に関し、真の性格・性向を隠す一方で、美徳または善といった見せかけの外観をつくることを言う。したがって、一般的な意味において偽善には「心や行いが正しいように見せかけること」、「見せかけの善行」の意味を持ち、または「まやかし」の意味が含まれることがある。偽善的な行動とは、他を批判するのと同じ行動を自らも行っていることを指す。道徳心理学においては、自ら表明する道徳的な規則や原則に従わないことを指している。

出典: 偽善 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0