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打ち解ける

うちとける
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to open up (to someone)
文例 · 用例
しかし僕の都會的な趣味性格と、牧水氏の田園的な野性とは、どこかで食ひちがふところがあるらしく、お互に好意と敬愛とを持ちながら、眞に氣心まで打ち解ける機會がなかつた。
萩原朔太郎 追憶 青空文庫
君服部君だぜといふと故人も、はゝあさうかと急に打ち解けることに成つた。
長塚節 記憶のまゝ 青空文庫
彼は何時も餘り打ち解けることはなかつたのであるが拒絶したといふ時には屹度手柄さうに僕へ語るのであつた。
長塚節 開業醫 青空文庫
夜になつて、紅足馬、闘牛児の二氏来訪、いつしよに笑楽といふ、何だか固くるしい料理屋へゆく、私ひとりで飲んでしやべる、初対面からこんなに打ち解けることが出来るのも層雲のおかげだ、いや俳句のおかげだ、いや/\、お互の人間性のおかげだ!
種田山頭火 行乞記 青空文庫
私は何となく胸の中も打ち解けるような、ほかほか温かいしんみりとしたものを感じた。
金史良 光の中に 青空文庫
こんなふうに恋人の心は容易に打ち解けるとは見えないし、今一日をここにいることは御所でも悪く思召すことであろうこともお心に上るのであったから、宮はお帰りになろうとした。
総角 源氏物語 青空文庫
……しかし何だか打ち解けるのを妨げるものがあるような気がして、頭のなかで動いていながらも口にして言い出すことは出来なかった。
魯迅 故郷 青空文庫
しかし、三|人は、いつとはなしに仲は直りますが、もし、徳ちゃんがいなかったら、そう容易に打ち解ける糸口が見つからなかったかもしれません。
小川未明 春の日 青空文庫
作例 · 標準
例句
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