大業
たいぎょう
名詞
標準
great deed
文例 · 用例
地理教室の図書の管理をしていた、オットー・バシンという人も同じ仲間であったがこの人は聴講に身が入って来ると引切りなしに肩から腕を妙に大業に痙攣させるので、隣席に坐るとそれが気になって困った。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
よし遂に大業を遂げたりとするも、其の業の成れる時既に父母は世に存せざるならば、父母に幸福を与えずして自己の幸福を貯えた事になる。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
何んだかこう角立って、大業に見せるのが不愉快なのです。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
そしてその友人は、いはば、かういふ詩人の出現を目のあたりにして、いかにも大業な驚きかたをしてゐるのだ。
— 「そしてこの稀有で、偉大で、しかも果敢ないもの、一個の詩人」 『モオリス・ド・ゲラン』 青空文庫
たとえばまた自分の専攻のテーマに関する瑣末な発見が学界を震駭させる大業績に思われたりする。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
この大業なのが可笑いとて、店に突立った出額の小僧は、お千世の方を向いて、くすりと遣る。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
お前たちはまるで勝手だねえ、僕たちがちっとばっかしいたずらすることは大業に悪口を云っていいとこはちっとも見ないんだ。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
実業界に於ても、学術界に於ても、宗教界に於ても、表面に発現する形式こそ変れ、根底に英雄豪傑的の強く勇ましき精神を有せざる者は、遂に大業を為すに足らず。
— 押川春浪 『警戒すべき日本』 青空文庫
作例 · 標準
世界平和の達成こそ、真に偉大な大業となるだろう。
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彼の慈善活動は、地域社会にとって大業と見なされた。
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選手たちは、オリンピックでの大業を成し遂げるために猛訓練を積んだ。
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