大事業
だいじぎょう
名詞
標準
large enterprise
文例 · 用例
それらの知識を確実に把握するためには支那、満洲、シベリアは勿論のこと、北太平洋全面からオホツク海にわたる海面にかけて広く多数に分布された観測点における海面から高層までの気象観測を系統的定時的に少なくも数十年継続することが望ましいのであるが、これは現時においては到底期待し難い大事業である。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
「何が君の目的だ」「工業で身を立つる決心だ」といって正作は微笑し、「僕は毎日この道を往復しながらいろいろ考がえたが、発明に越す大事業はないと思う」 ワットやステブンソンやヱヂソンは彼が理想の英雄である。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
その凡心を以て――日常しなれた事をなすには凡心で結構かも知れませんが――少くとも一大事業を成し遂げようとするならば、まず何かしっかりした信念を掴んでかからないと結局失敗してしまいます。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
諸君よ、もし諸君が菓子|饅頭を買うの余裕あるならば、この国家的大事業なる南極探検に応分の寄付なし給い。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
それから五|年の星霜は※去つたが、未だ彼の消息は少しも聞えません、其間、私は一日でも彼の健康と、彼の大事業の成功とを祈らぬ時はないのです。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
よく考えてみると、いやしくも男子たるものが、たかが一家内のいざこざの為に、その全力を尽して奔走し、何か大事業でもやっているような気持で、いささか得意になっているというのは、恥ずかしい事である。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
いまは人間、誰にもめいわくかけずに、自分ひとりを制御することだけでも、それだけでも、大事業なんだ。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
けれども無頼の私にとっては、それだけでも勇猛の、大事業のつもりでいたのだ。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
作例 · 標準
アポロ計画は、人類史上稀に見る壮大な大事業でした。
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このダム建設は、地域の発展に貢献する大事業として期待されています。
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彼女は、たった一人でこの大事業を成功させた。
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