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返納

へんのう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #43861 · 青空 36
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標準
returning (to the authorities)
文例 · 用例
それでも関わずに登った青年がかなりあったのを父親は執拗に調べ上げて、その青年を出した家に向って、貸金のあるのは取立てるぐらいの事ではなく、貸家は即刻、家を開け渡すことを命じ、小作させている家に向っては田畑を返納することを命じた。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
同時に、今まで貸し付けて来た食糧を、その開墾地からあがる穀類で返納してもらったり、自分もここで養鶏をしたり園芸をして夏から秋を暮らしたいというのだった。
佐左木俊郎 熊の出る開墾地 青空文庫
自分の父はある旗本の屋敷に用人を勤めているあいだに、千両ほどの金を使い込んで、すでに切腹にも及ぶべきところを、その金を年賦にして三年間に返納するということで、まずは無事に長の暇となったのである。
大阪屋花鳥 半七捕物帳 青空文庫
臨月の産婦その一を借りて蓐頭に祭り、安産の後瓦町という処で売る同様の猴像を添え、二疋にして返納する事、京都北野の子貰い人形のごとし。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
周囲の人達がしきりに止めるのも肯かないで、雛吉は思い切って鑑札を返納して、素人の大八木お春になった。
岡本綺堂 探偵夜話 青空文庫
痼疾の眼病がいよいよ重くなると共に、かれの技芸はいよいよ進歩するように思われたが、かの「助六」で福山のかつぎを勤めたのを名残りとして、当分は舞台に立つ見込みがないので、ひとまず俳優の鑑札を返納することになった。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
書籍は篤と取調べ、かつ刻本|売下代金を以て費用を返納すべき積年賦をも取調べるようにということであった。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
『正造一己の生活に就ては、多年諸君の御厚遇を蒙り、御恩借の金円も少からずして、未だ返納も不仕ものなれば、その歳費辞退の手続を為すの前に於て、一々御協賛を経べきの所、国務多端寸時を争ふの折柄に候へば、遂に御協賛も不得辞退の手続を了したるの事情、幾重にも御推察被下度。
木下尚江 政治の破産者・田中正造 青空文庫
作例 · 標準
借りた本を期日までに返納しなかったため、図書館から利用停止の通知が来た。
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紛失した公文書を無事回収し、速やかに当局へ返納した。
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奨学金を不正に受給していたことが発覚し、返納を命じられた。
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