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釣り船

つりぶね異読 つりふね
名詞
1
標準
fishing boat
文例 · 用例
」 と私は、両眼をしばたゝいて、外を見降して見ると、それは、沖に出そろふた夜釣り船の誘魚灯の……と知ると同時に、哀れな科学者の全身は一陣の竜巻に吹きまくられた木の葉のやうに「無智の大空」に吹き飛び、やがてハラハラと、原始森の古沼の上に散りかゝる片々に砕けてゐた。
牧野信一 ラガド大学参観記 青空文庫
しかし外洋の大きな釣り船は別段である。
佐藤垢石 鯛釣り素人咄 青空文庫
いざ雪ふらば降れ、風ふかば吹け、我が方寸の海に波さわぎて、沖の釣舟おもひも乱れんか、凪ぎたる空に鴎なく春日のどかになりなん胸か、桜町が殿の容貌も今は飽くまで胸にうかべん。
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
プウシュキンもとより論を待たず、芭蕉、トルストイ、ジッド、みんなすぐれたジャアナリスト、釣舟の中に在っては、われのみ簑を着して船頭ならびに爾余の者とは自らかたち分明の心得わすれぬ八十歳ちかき青年、××翁の救われぬ臭癖見たか、けれども、あれでよいのだ。
――(生れて、すみません。) 二十世紀旗手 青空文庫
たとえば去年は八月半ばにたくさん咲いていた釣舟草がことしの同じころにはいくらも見つからなかった。
寺田寅彦 あひると猿 青空文庫
今しがたです…… 池川さんの、二階で、」 と顔を見合せた時、両方で思わず頷く様な瞳を通わす、ト圧えた手を膝にして巽はまた笑を含んで、「……釣舟にしておきましょう、その舟のね、表二階の方へ餉台を繋いで、大勢で飲酒ながら遊んでいたんですが、景色は何とも言えないけれど、暑いでしょう。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
別荘の釣舟は、海に溺れた小雪が魂をのせた墓である。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
松に舫った釣舟は、主人の情で、別荘の庭に草を植え、薄、刈萱、女郎花、桔梗の露に燈籠を点して、一つ、二見の名所である。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
作例 · 標準
私たちはその日、小さな釣り船を借りて海に出ました。
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港には、獲物を積んで戻ってくるカラフルな釣り船がたくさん停まっていました。
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彼はいつか自分の釣り船を持つことを夢見ていました。
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2
標準
boat-shaped hanging flower vase
作例 · 標準
その生け花師は、ディスプレイのためにユニークな船形の吊り花器(釣り船)を使用しました。
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このアンティークの船形吊り花器(釣り船)は、垂れ下がるようなアレンジメントにぴったりです。
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陶器の船形吊り花器(釣り船)は、ミニチュアのゴンドラのように見え、花を収めるためにデザインされていました。
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