紋々
もんもん
名詞
標準
tattoo (esp. one of a flame-wreathed dragon wrapped around and swallowing the tip of an upright sword)
文例 · 用例
私はそのなかから魚のはららごに似た憂鬱な紋々があらわれて来るのを見る。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
それは最初の冬、やはりこうして消えていった水蒸気がいつの間にかそんな紋々を作ってしまったのである。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
いわゆる倶梨伽羅紋々ふうのものもあったが、そのほかにまたたとえば天狗の面やおかめの面やさいころや、それから最も怪奇をきわめたのはシヴァ神の象徴たるリンガのはなはだしく誇張された描写であった。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
げじげじから泥坊、泥坊からしらみを取って食う鍛冶橋見付の乞食、それから小田原の倶梨伽羅紋々と、自分の幼時の「グロテスク教育」はこういう順序で進捗して行ったのであった。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
そのお礼を申上げに来ましたという紋々倶利迦羅なんどが、眼の色を変えて三等急行の改札口みたいに押かけて来る。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
鳶人足、沖仲仕など勇みはだの者が多いといったのは事実であるとみえて、そのうち三人の背から腕には、倶利伽羅紋々の勇ましい彫りものが見えました。
— 朱彫りの花嫁 『右門捕物帖』 青空文庫
要するに少しずつ根気よく彫って行くのが法で、いくら焦っても急いでも、半月や一月で倶利迦羅紋々の立派な阿哥さんが無造作に出来上るというわけにも行かないのです。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
」 薄暮の泥水の中で二人の倶利加羅紋々が狂気の如く打ち騒いでゐる光景が、滝の眼に不気味に映じた。
— 牧野信一 『雪景色』 青空文庫
作例 · 標準
彼の背中には、見事な昇り龍の紋々が彫られていた。
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温泉で見た彼の紋々は、かなりの迫力があった。
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紋々を入れることは、昔から男らしさの象徴とされてきた地域もある。
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標準
pattern
作例 · 標準
この着物の生地には、繊細な紋々が織り込まれている。
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壁紙には、日本の伝統的な紋々がデザインされている。
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彼女が作った陶器には、独特の紋々が描かれていた。
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